単純性肥満と症候性肥満

例えば身長に比べて体重が多いからと言って肥満傾向とは言い切ることはできません。

 

肥満について

 

体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
で表されるBMI(Body Mass Index)=体格指数だけでは、肥満の定義『体脂肪が過剰に蓄積された状態(脂肪細胞に中性脂肪が過剰に蓄積された状態)』を、正確に示すことはとても困難だと思います。

 

本来、私たちの体内で健康状態そのものに悪い影響を与えているのは、過剰に蓄積した脂肪なので、スポーツマンが筋力トレーニングで筋肉量(筋肉総体積)が増えたことによる体重の増加では、肥満という位置づけにはならないのです。

 

体への攻撃

実は、「肥満」そのものはそんなに恐ろしいものではありません。本当に怖いのは、引き金となって引き起こす体への攻撃です。

 

例えば、心臓への過剰な負担、動脈硬化、高血圧症、高脂血症、糖尿病、脳血管障害(脳出血や脳梗塞など)を引き起こすきっかけになっているので、近年では「肥満解消」が重要視されているのです。

 

ここでは「肥満」は、体にとって悪い影響をもたらすものと考えて下さい。

 

単純性肥満とは?

国内の肥満の方の90%以上は、食べすぎ、飲みすぎ等や運動不足が原因となり、過剰に蓄積したカロリーが脂肪組織として体内に溜まった状態の「単純性肥満」であると言われています。

 

症候性肥満

当コラムで紹介しているダイエット方法で、なんとか解決することが可能なのは、この単純性なのですが、その一方で、病的な原因により体重の増加を二次的に引き起こしてしまっているものを「症候性肥満」といいます。

 

例えば、甲状腺疾患、脳外科疾患、精神性疾患に伴う肥満や、各種ステロイド剤の長期使用による体重増加などはこれに当たります。

 

このような症状をお持ちの方は、当コラムのダイエット法の対象にならないので、各種専門医に相談してみることをおすすめします。
単純性と症候性肥満では、大きく異なりますので、最初にご自分がどちらに該当するか注意が必要です。

 

意思に処方された薬品は用法、用量を守り、正しくお使いいただかないと肥満はおろか、健康そのものに悪影響となることも考えられますので気をつけて下さい。

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